日本とアメリカと戦争と大麻

 最初に書いときますけど、アメリカが好きとか嫌いとかの小さい話ではないです。ちなみに私はアメリカ人は好きです。

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日本人としての意識、人間としての意識の話です。
 
 日本とアメリカの関係と言ったらやはり、 日本はアメリカの隷属国ということが挙げられるでしょう。あなたが「本当の意味」で日本人なら、私の言っていることは理解できると思います。
 これは戦争に負けたのでそうならざるを得なかったわけですが、ただの奴隷国で終わらないのが日本です。
 吉田茂が世論の反対を押し切り、日米安保条約を締結させましたが、これにはどういった意味があったか。一度アメリカの庇護の下に入り、全ての力を経済復興、国力の回復に当てようということです。
 結果は戦後復興についての海外の反応を見て分かる通り奇跡とも言われ、不死鳥の国とも呼ばれているわけです。しかし日本は経済的には先進国とされていますが、意識のレベルは後進国です。脳みその無い不死鳥です。なぜかというと、あまりに経済成長が早かったために意識がついてこれなかったわけです。

 日本人の大半が思っていることは、戦争になってもアメリカがいるからきっと大丈夫だろうということ。
 もし中国と戦争になった場合、日本に滞在するアメリカ軍が何をするかというと「太平洋に一時退却し、体制を整える。」です。おいおいちゃんと守れよと思うでしょうが、これは当たり前のことです。なぜかと言いますと、基地にいたらミサイルで狙い撃ちだからです。
 これはアメリカのQDR(Quadrennial Defense Review)というもので既に決まっています。
 なぜ、日本人は知らないのか。気付く力、意識のレベルが低いからです。これはあなたがバカだとか、良いとか悪いではなく、そうさせられているということです。誰が、何のためにというのは自分で考えてください。
 意識のレベルが低すぎる人がこれだけを知ったら、アメリカ軍がいる意味ないじゃん、米軍基地反対!とかなったりするわけです。しかし、実際に米軍がいなくなったらどうなるかというと、沖縄は中国に占領されるでしょう。これはフィリピンから米軍が撤退した途端に中国が勢力拡大し、フィリピンの島を占領したことからも明らかです。しかし、私が言いたいのはそんな小さいことではないです。

 日本と戦争の距離というものは、どのくらいのものか。とても近い。 東日本大震災がありましたが、表向きは大体の国が支援をしていたわけです。しかし中国は領海侵犯をし、ロシアに至っては爆撃機が日本を一周したりなども現実に起きているわけです。
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 震災の時、三陸沖にはアメリカ軍のイージス艦が来ましたが、これは中国・ロシアを牽制するとともに日本人の復興に対する士気を上げる目的もあったと思います。
 大きな流れの中では、何が良くて何が悪いかということは些細なものです。しかし、未来がどうなっていくのかというのは非常に重要かと思います。私は、核戦争ENDだけは嫌です。そして、戦争反対ではない人や無関心な人は「人間」として間違っていると思います。

 自分が知識不足だなと感じたなら、インターネットを使った方が利口かと思います。まあこのブログを読んでいる時点でそうしていると思いますが。

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 テレビなどのメディアは嘘を言うことは今は少ししかないと思います。しかし、真実を言っていたとしても、結果的に嘘になることもあります。簡単な例で示します。
 昨日の昼間にテレビで、美ら海水族館ホホジロザメの成体が世界初の展示と放送されていました。今が見頃だよと。  
 私はサメが好きなので興味を惹かれるわけです。しかし、水族館などは人間のエゴの象徴です。
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そして、夕方のニュースではそのサメは死んだとなっているわけですよ。 そしてニュースをよく見ると、既に朝には死んでいたと。
 やはり、テレビというものの情報は死んでいるわけですよ。LIVEじゃないんだから当たり前だろという人がいるかも知れないが、そういう人はテレビの洗脳を受けすぎです。LIVEと画面上に書いてあるだけで、本当は録画だった例なんて残念ながらいくらでもあります。
 仮に非常事態になったと時、人は正常な判断ができなくなるでしょう。そこでテレビでLIVE映像が流れ、ここが安全だから逃げて来いと。しかし、そこは安全でもなかったと、むしろ危険であった。
 これは誰が悪いのかというとテレビも悪いが、意識のレベルが低い自分も悪いわけです。まあ、究極を言うと良いも悪いも無いのですが。そしてもちろん、そこに行って助かる場合もあります。何が大切かというと、流されない意識、そして考えることです。

 次に大麻について。最近では世界的に、医療大麻というものが注目されています。大麻と医療大麻の違いは何かと言うと、大麻に含まれる成分です。今回は二つの成分に注目してみます。

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 THCとCBDについて。医療大麻として注目されているのは、CBDという成分です。CBDに精神作用はなく、鎮痛・抗生・嘔吐抑制など様々な効果があります。HIV緑内障アルツハイマー・数多くの精神病など、その他にも250種類以上の疾患に効果があるとされているわけです。
 なんでこんな色んな病気に効果があるものが規制されていたかというと、「薬」を売り金を儲けるためです。

 海外では普通に大麻が合法化されているというのが現実です。私は大麻は危険なものだという日本の洗脳教育の中で育ってきましたから、受け入れることにはやはり時間がかかりました。固定観念からの開放です。
 日本は別に禁止でも良いじゃんと思うかも知れませんが、搾取される結果になるのは日本人です。TPPというのも搾取のプロセスに関わってきます。

  次に、なぜ日本で大麻は禁止されるようになったのか。日本では戦前までは大麻産業というのは盛んだったわけです。日本では薬理効果があるというのは知られていて喘息の薬としても使われていた他に、繊維としても活用されていたわけです。

 そんな良さそうなものが、なぜ禁止されるようになったのか。それはアメリカとの戦争に負けた後に、連合軍最高司令部が大麻を禁止しろと言ってきたからです。当時の日本人達からしたら、なぜ大麻を禁止するのかはよくわからないわけですよ。しかし、戦争に負けているので言われるがままです。そうして、1948年に大麻取締法が施行されるわけです。
 日本でも大麻は広く自生していました。だって、もともとは雑草ですから。

 そして、時代は現代に戻ります。今、大麻というものは医療大麻としてだけではなく、色々なものに利用できるとして注目されています。しかし、日本でむかーしむかしから産業に利用されていたわけです。

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また、「オイル」としても注目されているわけです。
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アメリカでは既にガソリンスタンドができました。そして大麻の利用法には蓄電池などの活用法もあるわけです。

 日本人の意識のレベルは戦後で止まっているわけですよ。日本人の意識がこのままでは、操り人形の状態はずっと続きます。

CBDについては説明しましたが、THCについては説明していなかったので説明します。THCの効果として抗癌作用が挙げられます。ガンは治らないと言われていたのを未だ記憶に新しい人も多いかと思います。製薬会社やガン保険の会社などはさぞかしお金を儲けたことでしょう。
 ガンというのは治るわけです。このビデオは、ガンの治療薬を投薬するのではなく、違法ながらも、お父さんがこっそり大麻を息子に与えてガンを治したというものです。

そして、アメリカ政府はマリファナがガン細胞を殺すと既に公言しているわけです。


日本でなぜ禁止されていたのか、なぜまだ禁止されているのか。これはTHCというものの精神作用がなんなのかということに繋がってきます。
THCというものにはどんな精神作用があるのか。簡単に言うと、意識のレベルが上がり、特に「平和」というものへの関心が高まります。ヒッピーによるベトナム戦争反対運動やボブ・マーリーによるジャマイカの政治不安をレゲエを通じて、平和的和解させるなどを見れば明らかだと思います。
 じゃあ平和になるのになんで禁止されているのかというと、平和になると困る何かがいるからです。

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 大麻とか、ドラッグなどについては、友達に本を貸してしまっているのでそれが返ってきたらまた何か書こうと思います。

日本で大麻が合法化されるかどうかということはそこまで重要ではありません。
先進国を名乗るのなら、日本人の意識も先進国レベルの高いものでなくてはならないということです。
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