重力波と浦島太郎とタイムトラベル

他の記事を踏まえて、適当に自分の思ったことを書いていく。

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 昨日の新聞の一面にもなっているが「重力波」というものがアメリカのLIGO(レーザー干渉計型重力波観測所)によって初めて観測された。重力波天文学の幕開けとして、ワクワクせざるを得ない。しかし、本当の意味での「新時代の幕開け」というのは日本から始まるということを信じている。日出ずる国だからね。日本では、東大宇宙線研究所などによる「かぐら(KAGRA)」が建設中で、2017年から本格観測に入るとされている。
 
重力波」とは何なのか。宇宙を構成する波の一つである。私は「万物のアルケーは波動である。」と他の記事でも書いてるように、全てのものは波でできていて、その内の一つが人類によって観測されたというだけのことでもある。最終的にはその波も一つだけれど。もちろん重力波が観測されたことは、私みたいな凡人の考えが及ばないほど素晴らしいことです。
 
 重力波とはアインシュタイン一般相対性理論によれば、質量をもった物体が存在すると、それだけで時空にゆがみができます。さらにその物体が(軸対称ではない)運動をすると、 この時空のゆがみが光速で伝わっていきます。これが重力波です。重力波はすべてを貫通し、減衰しないと考えられています。
 
 Wikiでは、重力波一般相対性理論において予言され、後に観測された波動であり、時空(重力場)の曲率(ゆがみ)の時間変動が波動として光速で伝播する現象であるとされている。
 
 重力波が観測できたことによって何がわかったのか。簡単に言うと「時間」と「空間」つまり「時空」が「質量」の運動により「振動」しているということ。振動と書くと語弊があるかもしれないが、波である。その波は光速で宇宙に広がっていき、宇宙というのは多次元構造であるので他の「次元」にもその波は当然影響してきます。そして、アインシュタイン一般相対性理論は正しいということも完全に証明されたわけです。
 
 時間や空間が振動しているということを知覚したりイメージすることは難しいと思う。世界のどこかには重力波を知覚できる人がいるのかもしれない。可視光では無い、赤外線や紫外線が見える人もいるようだし。人に何が見えてて、何が見えてないのかということは、何かきっかけがあるまではわからない。
 私の体験で、犬の散歩をしている時に耳鳴りのような音が聞こえたので、胡椒ちゃんにこの音はなんだと聞いたことがあった。すると、何も聞こえないと言われるわけです。私が動くたびに耳鳴りがなるので自分がおかしくなったのかと若干思ったけど、そんなこともなかったです。周りを見てみると、近くにあった家の庭に、猫除けかなんなのかよくわからない装置にセンサーが付いていて、人が通るたびに音が出ていると。あの装置はなんなのか今でも気になる。これと同様に加齢だけでなくコンディションや場所などで制限される感覚というのはいくらでもあるだろう。 動物とかは結構色んなものが見えてると思う。
 
追記2016/0310:ガーデンバリアという猫よけの超音波発生装置だったみたい。
 
 
相対性理論で言われている「時間は一定ではない」ということは知覚したことがある人も多くいると思う。
 
 When a man sits with a pretty girl for an hour, it seems like a minute. But let him sit on a hot stove for a minute and it’s longer than any hour. That’s relativity.
 
 男が可愛い女の隣に1時間座った時、それは1分に見える(思われる)。しかし、彼をストーブの上に座らせた1分はどんな時間よりも長い。それが相対性である。
 
というアインシュタインの言葉がある。これは私の訳した文だけど、検索するといろんなものが出てくる。やはり言語というものは欠陥だらけだと感じる。
 
出てきたものとして、
 可愛い女の子と一時間一緒にいると、一分しか経っていないように思える。熱いストーブの上に一分座らせられたら、どんな時間よりも長いはずだ。相対性とはそれである。
というものと、
 熱いストーブの上に一分間手を載せてみてください。まるで一時間ぐらいに感じられるでしょう。ところがかわいい女の子と一緒に一時間座っていても、一分間ぐらいにしか感じられない。それが相対性というものです。
 
 どちらにも共通する、楽しい時間は早く進み、辛い時間は遅く進むという簡単なところはわかると思います。しかし、アインシュタインの言葉はそんなに浅くはないと私は思うわけです。
 
 相対性を考える時に重要なのは「主体」と「客体」の双方の理解である。つまり見る人(知る人)と見られる人(知られる人)のような主客二元論を超えたものである。
 Seemには見えるや、思われるという主体的な意味というか感覚が含まれている自動詞である。じゃあ客体は何かというと、女の隣に座る男である。次にletにはさせるという意味がある。let him sit で彼を座らせるという意味だ。主体は座らせた者で、客体は座らされた者となる。
 問題は、時間の感覚というのは誰の感覚で、一体なんなのかを考えることです。
 主体か客体か。実際に時間の流れの違いを体験するのもちろん座っている客体です。しかし、時間の感覚は主体である人が知覚しているという人もいるでしょう。主体であるということは、アインシュタインなのでアインシュタインとも言うこともできます。しかし、アインシュタインは「私」が女の子といる時とは言わずに、男(A man)としている時点で「主観的立場の者」と「自分」というものとを分離して考えることもできるわけです。この時の自分とは、主体と客体を超えた新しい視点のことである。
 この視点から見た場合、主体と客体をそのまま2つに分けてみることもできる。しかし、究極をいうと主体と客体というものは存在しないわけである。なぜなら、主体と客体というものは二つで一つであるということがわかるからである。
 自分は背が「高い」というエゴがあったとしよう。しかしそれは「低い」という相対的なものが無ければ、知りえないし気付きえないことである。高いと低いというものは一見相反する二つに見えるが、一方が存在しなければ他方も存在しないわけである。3次元的にはね。善と悪や精神と物体などもそう言えるだろう。右と左などもあるが、真ん中という中庸も存在するわけだ。基準となる調和がとれた状態のことである。今の時代は物質に傾倒しているため、精神といものはないがしろにされていると思う。
 私が何を言いたかったのかというと、新しい視点を持つことである。
 
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 あなたは今、この記事をたいして動かずに読んでいると思うかもしれないが実際は公転速度で秒速30㎞、銀河を中心に秒速250㎞で動き続けているわけである。銀河も秒速600㎞で動いていると。これは、自分の視点でも目で直接見る視点とは、別の目で物事を考えた時のみ理解し得ることです。
 
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 究極をいうと、時間というものは「今」を除いて存在しないし「自分」というものも存在しない。まあ常にその意識状態でいたら精神病になったり、日常生活は送れないだろうけど。バランスが大切なわけだ。
 
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  時間と空間の振動を知覚できるかというとできる。「共時性」というものを理解できれば、それを体験することも可能である。一番低いところからいうのなら「意味のある偶然」に気付くということです。つまり「運命」というものを理解できるか。
 これを深く理解するためには主体と客体を違う視点から見るというようなものだけでなく、時間や空間の概念を超えた思考というものが必要になってくる。
 時間を超えた概念というのは「今」しかないという状態である。常識的に考えると過去→現在→未来というような時間の流れがあるが、究極をいうとそれは存在しないわけである。これを説明するのは難しい。
 多次元的な視点から説明するなら、あなたがこれを読んでいる「今」というものは書いてる私にとってのちょっとした「未来」な訳である。そして私の意識というものは、時空を超えてあなたに語りかけているとも言えるわけだ。私にとっての「今」という視点から見るとね。もう「過去」だけど。
 あなたがなぜこれを読んでいるのかなども一見すると暇だからという、原因と結果という直線で結べるような単純なものかもしれない。しかし世界というのはそんな算数みたいに単純にできているわけでは無いわけです。原因と結果というものは蜘蛛の巣のように張り巡らされていて、原因と結果は1つだとは限らないということです。どんなに些細なことであっても意味があるし、相互に関係して繋がっています。それに気付けるかどうかというだけです。
 
 相対性理論によるウラシマ効果というのも面白い。ウラシマ効果について調べてたら浦島太郎が出てきたけど、浦島太郎も今考えると意外と面白い。
 
 Wikiによると「漁師の浦島太郎は、子供達が亀をいじめているところに遭遇する。太郎が亀を助けると、亀は礼として太郎を竜宮城に連れて行く。竜宮城では乙姫が太郎を歓待する。しばらくして太郎が帰る意思を伝えると、乙姫は「決して開けてはならない」としつつ玉手箱を渡す。太郎が亀に連れられ浜に帰ると、太郎が知っている人は誰もいない。太郎が玉手箱を開けると、中から煙が発生し、煙を浴びた太郎は老人の姿に変化する。浦島太郎が竜宮城で過ごした日々は数日だったが、地上では随分長い年月が経っていた。
 
 しかし、これは歴史のどこかで伝聞による改変だけではなく、意図的な改変がなされたと思う。なぜならアダムとイヴのように「好奇心」により身を滅ぼすというような今の社会構造に繋がるような意図があると考えられるから。そして、浦島太郎も好奇心により玉手箱というパンドラの匣を開けてしまったとも取れる。
 
 調べて出てきた本来のあらすじは、浦島が竜宮城から故郷へ帰ってくると、700年の歳月が過ぎたことを知ってしまい、途方に暮れる。そんな浦島の手には、持ち帰ってきた玉手箱があった。実は、これには浦島の魂が封じ込められており、浦島は老いない体になっていたのだ。そこには、乙姫の「浦島に再び会いたい」との思いが込められていたのだという。
 そのことを知らない浦島は玉手箱を開けてしまい、鶴に生まれ変わって永遠の命を与えられた。鶴になった浦島は、亀に姿を変えた乙姫と再会し、長く愛しあった。というものである。
 
  前者と後者は見て分かるとおり、面白さが全然違う。後者を相対性理論に当てはめて考えるとタイムトラベルの話にもなる。そして、死の超越や愛など内容も最高である(笑)
 Wiki特殊相対性理論の双子のパラドックスのストーリーを読んでからの方がわかりやすいかも。双子のパラドックスって検索すると出てくる。まあどっちでもいいので続けていく。
 
 双子である「浦島太郎」と「あなた」という2人がいたとしよう。そして、亀は相対性理論でいうような光速ロケットである。光速を超えられるかどうかというのは次元という概念があれば大した問題ではないのでそこは置いておく。他の記事を読んだ人ならわかるかも。竜宮城は他の惑星で、乙姫はその惑星に住む宇宙人の姫として話す。深海は宇宙空間。イメージの話。
 
 まず、浦島太郎は光速ロケット(亀)を作る(助ける)。そして、その亀ロケットに乗り宇宙空間(深海)に行くわけだ。あなたは地球にお留守番。そして、浦島太郎は惑星(竜宮城)に到着し乙姫(宇宙人の姫)と楽しくやっていたと。
 
 ここで問題なのが竜宮城という惑星である。惑星というものはその星の質量が重いほどその星の「時間の流れ」というものは遅くなるわけである。なぜ遅くなるのかというと、重力が時空を歪ませ、進みを遅らせるためである。
 
 
ドラゴンボール精神と時の部屋は知っていると思う。
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  精神と時の部屋という異空間で過ごす1年は、現実世界の365日であるというものです。
 
 竜宮城という惑星が精神と時の部屋と同じ質量の惑星だと考えた場合、竜宮城に700日つまり約2年滞在したとして、亀ロケットに乗ってあなたが待つ地球に帰ったとしよう。2秒で。帰った地球では既に700年も経過しているわけである。あなたの子孫が残っているのかも怪しい。
 
 竜宮城に30日いた場合地球では30年経過しています。浦島太郎からするとそれは30年後の未来に来てしまったわけですが、あなたからすると浦島太郎が30年前という過去から来たように見えるということも起こり得る。亀じゃなくて亀みたいな宇宙人だったのかも。浦島太郎の話考えたやつ誰だよ。ドラえもんの道具で最強なのはタイムテレビだわ。あれこそ神の眼だ。
 
 竜宮城という惑星がどのくらい距離にあるのかということや亀ロケットが光速を超えられるのかという問題もある。タートルズは超えられると思う。
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 他の次元を通れば、距離や時間というものを簡単に超えられると思う。なぜかというと、次元というものは下の次元を内包しているからである。これは他の記事で書いたので省略。
 まあ、タイムトラベルというものが可能かという問題になってくる。この前クリシュナさんと電話した時に、タイムトラベルについてもちょっと話したけど、できたとしても意識だけで、体は無理じゃないかなみたいな感じだった。
  私の考えでは意識が異次元にいけるのなら体もいけるだろうし、同様に過去や未来にもいけると思う。そのうち。
 
 意識が異次元にシフトしていく状態の時に3次元空間を見ると、全てが振動つまり波動でできていることが理解できる。
 
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  イメージとしてはこんな感じ。そして異次元にいくと、時間という感覚はなくなる。多分、意識が加速しているのか遅くなっているのかだと思う。それか時間という概念が無いのか。また、夢というのも私は異次元に繋がっていると思う。大抵の場合、夢の中で長い間過ごした思って目覚めても大した時間は経ってないことやその逆もあり得るだろう。どこかの記事で書いた夢の中に15日いた話もそうである。
 
 重力波は質量を持ったもの(小さくて重いほど)が光速で運動するほど強く発生すると。今回、観測された重力波は太陽の29倍と36倍の質量持つブラックホールが合体した時に発生したものだとされている。まあこの合体の規模はイメージすることは難しいが、大きそうということはなんとなくわかるでしょう。
 しかし、この合体は想像できないほど大きいはずなのに、観測できる重力波というのは本当に微小です。
 
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LIGOは直径4㎞と大きく思うとかもしれないが宇宙的に見ると砂つぶである。そして、この小さいLIGOで観測された重力波もまた小さいわけである。
 
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 なぜバカでかい質量をもつブラックホール同士が合体したのに観測できる重力波というのはこんなにも小さいのか。なぜかというと、波の大半は他の次元に逃げているからである。これは重力波だけでなく、重力というのも同様である。
 昔、習ったような質量保存の法則というのは3次元空間だけの話であって、異次元つまり余剰次元では通用しないわけです。
 
 ここで浦島太郎の話に戻る。玉手箱に入っていたといわれる「魂」についてである。魂が無いと思っているような人はここまで読んで無いと思うので、あるという前提で書く。
 
 魂には重さがあり、それは21gとされている。ダンカン・マクドゥーガルという博士が実験した結果である。しかし、これは嘘だというのが通説になっているわけです。汗や心臓の脈動により21g程度の誤差は見られると。もし魂の証明をしたいのなら、密封された袋に死にかけの生き物を入れて重さが変わらないということを実験するまでは魂があるのかないのかということはわからないわけである。戦争や、40秒に1人が自殺するような国際的な社会を造る暇があるのなら、死にかけの人に許可をもらい実験するくらい何も問題は無いだろう。そして、それが魂があるかないのか証明する最短の方法であろう。もう一つは、重力波を検知できるものの感度を超絶あげることである。今はまだ天体や宇宙創生レベルのものしか検知できないので、もっと質量の軽いものが観測できたら楽しそう。死ぬと魂(21g)が光の速度に近づいて、重力波が発生して余剰次元(死後の世界)に逃げるとかね(笑)それが仮にわかったところで、その魂は誰が作ったんだとか新しい謎が出てくるだけ。まあ科学で証明できる頃には人類は滅亡してるだろうけど。
 
 タイムトラベルの話に戻ると、肉体を持ったままはできなくは無いけど難しいのでは無いかと思う。無理だとは誰にも言い切れない。肉体を伴うタイムトラベルにはいろいろ必要なものがあるようだし。ポータル(タイミング)や乗り物など。まあよく調べてないからよく知らないけど。
 
 
 意識だけでもできたらタイムトラベルについては、また書こうと思う。しばらくの間にぶったまげるような不思議で驚くことが起こったら多分できてたということだと思う。理由は、もしできてたら書くけど多分できないから書くこともないかな。
 
 
 最近、本当に興味あるのがUFO。今はUFOが存在するのか、しないのか半信半疑の状態だけど、自分で実際に見れば100%で色々考えられるしね。最近は呼べる人もいるみたいだし進化してるよ。
 「UFOは空を見てれば本当に見えるのかと聞く人ほど、たいして空を見ていない。」というのをこの前何かで読んだけど、その通りかもしれないと思った。
 夜に走ったりするので夜空を見る機会は多いと思ってたけど、空をちゃんと見てればUFO見れるというのを思い出して昨日の夜、走って疲れた時に座って空を見ることにした。宇宙について考えながら、UFO見えないかなとかすごいこと起こらないかなと思って10分くらい見てたら流れ星が見えた。そんなに何度も流れ星を見たことが無いので結構嬉しかった。なんとか流星群とかたまに見ようとトライするけどほとんど見えた試しが無いし。
 まあ、家に帰ってきて見た人誰かいないかなと思ってTwitterで流れ星って検索したけど、流星くんとかいうジャニーズのことしか出てこなくて笑ったわ。日本人大丈夫かよ。
 
 
この記事の概念やイメージの補強に役に立ちそうなオススメ映画
 
 タイムトラベルに関する有名なのはたくさんあると思うけど、最近見たもので面白かったのは
タイムトラベルや世界線 「ドニー・ダーコ」「LOOPER」
タイムトラベルとその影響「サウンド・オブ・サンダー
B級だけど話はまあまあおもしろかった。
 
Huluの無料トライアルで見れます。
 
記事に合いそうだなと思って思い出したオススメ映画。
意識のみのタイムトラベル「ミッション: 8ミニッツ」
タイムトラベルとその影響「タイム・シーカー」
タイム・シーカーはあんまり有名じゃ無いけど面白かった記憶がある。
 
宇宙と星と時間とか愛とか色々「インター・ステラー」
運命と共時性や輪廻など「クラウドアトラス」
 
 クラウドアトラスとインターステラーの2つは絶対に見た方が良いと思う。そのうち映画についても何か書きたい。ゲームについても書きたいし、ダークソウル3早くやりたい。UFOも見たい。
 
 
 アインシュタインでも検知は無理だと考えてたものが検知できたんだから不可能なんてやっぱり無いはず(笑)重力波が検知されたことで色々ぶっ飛んだ理論もたくさん出てくるだろうけど、それが楽しみ。
 
 
読んでくれてありがとうございました。
気付いている人は結構増えてきてますね。
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