Lucid dream

 明けましておめでとうございます。皆様は、初夢見ましたでしょうか?一富士二鷹三茄子
 残念ながら私は、初夢を見たような気もしますが記憶に留めておくことができませんでした。しかし初夢ではありませんが、少し前にいくつか面白い夢を見たので、夢というものについて書こうと思った次第です。

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 まず、夢について。夢と聞いたときに、大方二つの意味が連想されるでしょう。一つは、寝ているときに見る夢というもの。そしてもう一つは将来に実現させたいと思っている願望や思いのことである。夢を夢だと完全に悟った時、これは現実になる。これはどちらの意味の夢にも共通して言えることだと思います。現実も夢であるし、夢も現実である。
 将来に実現させたい願望とは少し違くないかと思う人は、自分の夢が叶った時、その夢だったものは一体何だったのか。その夢のあとに、新しい夢を見るのだろうかと。
 そして、夢と欲望の違いは何かとも考えてみると何かわかるかもしれない。
  
 自分は夢を見ているんだと認識している状態を明晰夢といいます。この明晰夢をすることが可能かというのは海外のコミュニティでもよく見ますが、できるという人が意外にも多いです。

やり方
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経験者のよく見る回答として子供の時できたというものと、練習すればできるようになるというものが挙げられます。

 子供の時というのは固定観念が無いと言っても過言では無いですから、思考の束縛も少なく、簡単にできてもおかしくは無いです。練習すればできるというのは、何事にも個人差というものもありますし、できないと思ってやってたら何もできないでしょう。

 私も明晰夢の経験は何度もありますが、夢であるということを意識してしまいすぐに夢から醒めてしまうことが多いです。夢だと気付きそのことを意識せずにいることで、自分の夢を好きなようにできるというのも明晰夢です。この延長線上にアストラルトリップつまり、幽体離脱というものがあるのではないかと考えています。 

 私が最近読んだ本では、三次元世界→夢→霊的世界とされていた。まあ、これについては夢に死んだ人が出てきたという話なんていくらでもあるし、想像できる人も多いと思う。

 私の身近にいる人を胡椒ちゃんとします。胡椒ちゃんの話ではある時、死んでしまった親戚の叔母さんが夢に出てきたと。そしてその叔母さんが、「私の娘の足が汚いからこの布で綺麗にしてあげて欲しい。」と言ってきたわけです。そして、胡椒ちゃんはそのことを電話でその娘さんに伝えるわけです。するとその娘さんが、「最近足を切ってしまい菌が入り切断するかもしれなかった」と。その他にも夢の中でした話の中に、胡椒ちゃんは知らないけれど、叔母さんとその娘にしか通じなかった話もあったわけです。

 夢というものは脳が記憶を整理するから見るということが通説となっていますが、果たしてそれだけなのでしょうか。夢というのは何かしらのメッセージ性を秘めていることも少なくないと思います。私は、何かメッセージがありそうだなと思う時はその夢の意味を色々調べ、自分なりに解釈しています。すべての夢でやってるわけではありませんが。

 三次元世界→夢→霊的世界という考え方についての私の意見。 私のブログでは最初の方の記事で、宇宙の本質は多次元構造であると言っています。つまりそれはどういうことかというと、三次元世界≒夢≒霊的世界と。本当は=としても良いのですが言葉で説明するとややこしくなるのでやめます。
 次元や世界というものはこのほかにもいくつかあり、それらを広い視点でみると世界は一つであるということです。
 
三次元世界、夢、霊的世界を例として挙げてみます。まず、頭の中で大きな箱を三つ想像して欲しい。



 その箱が別個の次元です。




そして、箱別々に存在しているわけではなく、同時に同じ場所に存在しているわけです。
イメージとしてはこんな感じです。
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 例えばポルターガイストなどと言われる霊的現象などは、大きな箱の中で見れば同一の世界の中で行われているわけです。そして、空間的に重なっている部分もあると。重なっている部分があるということは互いに干渉することもできるということです。私は、心霊スポットに行った時に変な声がしたくらいで、霊を見た経験はないので何とも言えませんが、宇宙人に関しては別次元に存在するのではないかといえます。

これは四次元立方体です。
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四次元立方体はGIFで見た方がイメージしやすいと思うので自分で調べてください。多次元をイメージする助けになると思います。
 以前どこかの記事で少し書いたと思いますが、可能世界論というものがあります。世界の分岐を同じ箱の大きさと捉えると下の画像を見ればそういったものも何となくイメージできるかとも思います。

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 そして、世界は複雑怪奇です。箱なんてものではもちろん表せませんし、色や形だけでなく三次元の人間である限りは認識できないものでできているかもしれません。

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 二つのことを一つとする考え方について。私はこういった話を信じられるという視点と信じられないという視点のどちらもわかります。私からしたらあなたが信じようが信じまいが興味はありませんが、半々で考えられることは差別的な偏った考えをなくすためには必要だと思うので書きます。愛と平和のために^ - ^

 あるかないかという二つを一つの答えとしようとした場合。例を挙げると今日は三日月だったので、三日月というものは存在するかどうか。これは存在するとも言えるし、存在しないとも言えます。
 三日月が空にあるんだから、あるに決まっているだろ!という人がいるかもしれない。そして私が、そんなものはないと言ったら襲いかかってくるかもしれません。

 三日月というものは存在しないともいえる。それはなぜかというと、三日月というものは月に影がかかるために欠けているように見えているだけで、実際には欠けてなどいないからである。あなたが宇宙からの視点で月を見たとき、それは欠けることなく存在しているわけです。月の満ち欠けの仕組みを知らない人からしたら、本当に欠けて無くなっているように見えてしまうわけです。

 こういった思考を何が邪魔するかというと、常識や固定観念である。もちろん、常識的に考えることは三次元の世界で生きるためには必要不可欠です。しかし、時にはそれが思考を束縛することにもなるわけです。

  地球は完全な球体かどうか。人は地球というものをイメージするときは歪んだ球体ではなく、完全な球体をイメージすると思う。これは固定観念です。
しかし、地球というものは現在の科学的観測によると歪であるということが分かっています。これが今の常識だと言っても良いですが常識なんてものはすぐ変わりますし、ないのと同じなのでそうは書きません。


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Real shape of earth 


夢の話に戻ります。私の最近見た面白い夢について。
 一つ目は夢の中で捕まり、刑務所に入れられ、15日間過ごすという夢です。刑務所に入った理由も覚えていますが割愛します。なぜ15日かわかるのかというと、15日いたことを数えていたし、夢から醒めてもそのことを覚えていたからです。
 この夢は明晰夢ではなく、夢であるとは気付かないで過ごしていました。15日目のある時、自分の独房のベッドに座り色々考えていると、これは夢なんだと気付き目が覚めるというものでした。
 起きたあとになぜこんな夢をみたのか考えてみたら、JAXAの宇宙船を模した空間に2週間滞在するというストレステストの募集を見たのと、閉鎖的空間の中で自分は耐えられるかどうかというのを考えた時があったからかもしれません。また、記憶の面で整理が起こったのかもしれないし、自分は耐えられるかという知的欲求が夢の中で解放されたのかとも考えられます。あるいはそのどちらもか。

  時間というものの概念は三次元だけのものです。夢の中の時間なんて長いように感じても実際の現実世界の時間は短かったりします。私は夢の中で寝て起きて15日間数えましたが、最終的にはそれも夢だったわけです。
 これは二重の夢、夢の中で夢を見た経験があるかどうかで詳しいイメージできるかどうかも変わってくるかもしれません。見たことがない人は、映画のインセプションを見ると夢の階層構造と明晰夢についての理解も深まると思います。

 二つ目の夢は、夢だと気付いた状態で夢→現実→夢→現実→夢というものを繰り返すというものです。ここで指す現実というのは目を瞑って自分は寝ているんだという状態を認識している状態とします。テレビのチャンネルを変えるようにいろんな夢に行くというものでした。チャンネルを変えるごとに、現実と認識している時間が長くなり何回か繰り返すと。完全に目が醒めてしまいました。

 最近夢に関連することで一番衝撃を受けたことは、色の無い夢しか見たことが無い人が存在することです。また、その逆に現実より色鮮やかな夢を見るという人にも驚きましたが。私の見る夢というのは必ずと言っていいほど色が付いています。夢にも内容だけでなく、様々な個人差があるんだなと分かりました。

 夢から醒めて、トイレから帰ってきた後に自分の意思で同じ夢の続きを見れるという人もいました。私はできませんが。
 他には、チベットのある地域では明晰夢を自分の好きなようにすることは当たり前にでき、常識であるというようなことが書いてある本を読んだときです。

 夢は夢だと気付かない限りは、現実でもあるわけです。夢は夢、現実は現実と完全に分けるのはあまり良くないかもしれません。あなたが夢の中にいて、それが夢だと気付いてない状態で、現実は現実だとしてしまうと、それが現実となってしまうわけです。

 最悪の場合には、あなたが悪夢を見ているときにそれが夢だと気付かず、その夢から一生醒めないかもしれません。


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まあ、醒めたらただの夢なんですけど(笑)